育ちの良い温室メロンをうらやむことなく、たくましい雑草を目指そう

ほめられなくとも、大事にされなくとも、伸びる・育つ・生き抜く美学

たまに「私はほめられて伸びるタイプです」と主張してくる学生がいるが、雑草が「温室に入れてもらえればすくすく成長します!」とアピールするようなものだと思ってスルーすることにしている。

温室に入れてほしければ、雑草ではなく高級メロンであることをまずは証明しろということだ。

「暑いのはイヤですぅ、寒いのはもっとイヤですぅ」とか、わがまま言っても大事にされるのがメロン。

雑草は、暑くても寒くてもほめられなくても、たくましくしぶとく生きていかなければならない。

厳しい環境でも育つところに雑草の美学がある。

私は、温室育ちのメロンの甘さよりも、雑草のたくましさの方が好きだ。


もちろん、果物としてのメロンは、私も大好物である。が、多くの人にとって生き方として参考になるのはたくましい雑草の方だろう。

私のゼミでは、つねにメロンよりも雑草を歓迎している。