コミュニケーション能力はなぜ重要なのか

ネットワーク型の「ともに生きる社会」で生きてゆくために

見ている人の数だけ違う世界がある

われわれは複雑なものを複雑なまま理解することができないので、単純化や抽象化をしたり、比喩や類推を使い何とかやり繰りして世界を認識している。

見ている人の数だけ違う世界があるので、それを擦り合わせて何とか一緒に生きていくためにコミュニケーションがおこなわれる。

ネットワーク社会ではコミュニケーション能力が重要

スタンドアロン型の認知処理で働いていた時代には、各個人の記憶容量が重要だった。

ネットワーク型で働く現代では、記憶容量よりも相互連携のための入出力、すなわちコミュニケーション能力の重要性が増していく。

企業はコミュニケーション能力しか問わない。

大学での勉強とか評価してくれない。

と学生が愚痴をこぼす。

コミュニケーション能力は海面上に出ている氷山の頭。

思考力・教養・価値観・人間性といった部分がそれを支えているから、象徴的な意味でそれを求めているのではないか。

と答えることにしている。

ともに生きる社会で生きてゆくために

多様な価値観や能力を持つ他者と「ともに生きる社会」では、相手のことをよく知り、互いに共感し、一緒に協力しながら生きてゆくためにも、意思疎通のためのコミュニケーション能力が欠かせないものとなる。


「コミュ障」などと自分にラベルを貼り付けて社会との扉を閉ざすのは、何となく孤高のように感じられて居心地が良いのかも知れないが、あなたが住むこの世界から他の多くの人びとを切り捨ててしまうことになるのかもしれませんよ。