親の貧弱な想像力を越えて子どもが成長してゆくことを妨げてはならぬ

保守的で臆病な親は自分の貧相な理想像を子どもに押し付ける

世界中であなたの幸せを一番願っているのはお母さんなんだから、お母さんの言うことをよく聞いていればいいのよ。

家から通える範囲の大学しか受験させないからね。卒業したら、地元の企業に就職しなさい。親や家族の傍で生活するのが一番の幸せなんだから。

絶対、公務員よ公務員。地元の役所なんか最高じゃない。楽だし潰れないし。職場結婚でもできたもんなら、一生安泰よ。


保守的で臆病な人は結果が見通せることしかやりたがらないので、己の貧弱な想像力の檻の中で生涯を過ごすことになる。

そういう人に限って、自分の狭い檻の中にいる人や物に対しては異常な執着を示す。典型的なのが、子どもに対する接し方だ。

何かと口出しをしたり、干渉したりすることを、「子どもの将来を心配しているからだ、それが親心だ」と言って正当化する。

愛すればこそ、子どもに親の貧相な理想像を押しつけてはいけない。

愛する子どもたちがあなたの貧弱な想像力の限界を越えて成長してゆくことを妨げる権利はあなたには無い。