好き嫌いの問題を簡単に善悪と結びつけてはいけない

偏狭な価値観は世界を狭めて敵を増やしてゆく

相対的な好き嫌いと絶対的な善し悪し

好き嫌いは個人的な価値観の問題だから好きにすれば良い。しかし、相対的な好き嫌いの判断を、絶対的な善し悪しに簡単に結びつけてはいけない。

例えば、見知らぬ土地で食事を口にした時に、「口に合わない」「好みじゃない」とは言ってもいいが、「まずい」とか「こんなの食べる奴の気が知れない」といった絶対否定の言葉を軽々しく口にしてはいけない。

他者の好みは悪趣味だが自分の好みは善いもの

好き嫌いの問題を簡単に善悪と結びつける人は、他者の好みを「悪趣味」と断じて絶対否定する一方で、自分の好みは無邪気に他人に押し付けてくる。しかも、それが正しい行為であり、それを受け入れない人を悪と断じるからさらに始末が悪い。

偏狭な価値観に基づく行為は無意味に敵を増やす

そういった偏狭な価値観に基づく行為は、世界を狭め、無意味に敵を増やしてゆくことになる。

己の言動を時折自戒を込めて振り返るようにしたい。