過去を美化したいがゆえに自分の経験を若者に押しつけてくる老人たち

それを善行だと信じきるのはやめよう

懐かしいというだけで良いもののように思えるのは錯覚

時のフィルターは良い思い出だけを濾して残すので、懐かしいというだけで良いもののように感じるが、多くの場合それは錯覚である。

つまり、人間の記憶というものは自分自身に都合よく整理され歪められているので、「昔は貧しかったがみんな笑顔だった」なんていう老人の話は丸ごと鵜呑みにはしないようにした方が良い。

過去を美化することで自分の人生を肯定したい

自らの過去を美化する事で何としてでも自己肯定感を得ようとする老人は、若い人たちに自分と同じ経験を積ませることを善だと信じきっているので、無邪気にそしてしつこく助言を繰り返しては、忠告に従ったかどうかをしきりに尋ねてくる。

自分の過去を美化するのは本能だから仕方ないし、誰しも自分の人生は肯定したいもの。

時代遅れの経験を押しつけるのはやめよう

だからといって、若い人たちに自分の時代遅れの経験や体験をなぞることを押しつけて、それを善行だと思い込むのはやめよう。

まさに自戒を込めて。