子どもたちの挑戦を全力で阻む親や教師たちの「親心」

「不戦敗」を子どもたちに与えているだけ

何かあったら責任は誰が取るんですか?取れるんですか?

前例はあるんですか?うまくゆく保証はあるんですか?

できない子がいたら、差がついてかわいそうじゃないですか。

絶対に問題は起こらないと保証してくださらないと。

教育の現場で子どもたちに新たな体験を通じて学びの機会を提供しようというアイデアが出た時に返ってきがちな反応がこれだ。

何事も初めてやるのだから上手にできるわけなどないし、たとえ失敗してもそこから学んでくれればいいだけなのに、ささいなリスクを見つけては子どもたちの挑戦を全力で阻む親や教師たちが少なからずいる。

それらに対していちいち反論や反証をするのも億劫だし、自ら余計な責任を背負い込んでまで事を進めようという気にはならない人がほとんどなので、最終的にリスク回避主義者が勝利を収める事になりがちである。

彼らにとっては親心の勝利なのかもしれないが、子どもたちにとってそれはまさに「不戦敗」そのものだろう。