頭でっかちの意識過剰になっていないか

人間の魂の本質は「無意識」の領域にある

人間の理性や知性、すなわち「意識」というものは、その人の魂全体の1%にも満たないごくわずかな部分でしかない。

たとえば、内臓の働きや免疫の仕組み、治癒力や生殖機能など、生きていくためのメカニズムをわれわれは「意識的」には制御できない。

われわれの表層的な意識領域をはるかに上回る大いなる知恵や力を持った無意識領域がそこにはある。

生き物としての魂の本質というものは、むしろそこにあるのではないだろうか。


「意識という自我こそが自分という生き物の本質であり、魂である」という誤った驕りからいったん離れてみると良い。

人知などが遠く及ばぬ、もっと大いなるものが自分自身の内側で生き生きと動いているという事実が君に安らぎを与えてくれるに違いない。

そのような大いなる存在を、ちっぽけな自我や自意識が傷つけたり、あるいは葬り去ったりして良いものではないということを、われわれはもっとはっきりと認識すべきではないだろうか。